そんなのアリ⁉

吊り上げか、吊り下げか、それとも階段延長か・・・いつも悩ましいところですよね。

ホースの吊り上げを紹介したこのビデオ。
でもこの発想は私にはありませんでした。
それは、ここで紹介されている1つ目の方法。
パイクポール(Pike Pole)と呼ばれる、日本で言うところのとび口ですかね。
そのフックに引っ掛けて上へ送るという、一見原始的ですが私にはものすごく斬新でした。これは盲点でしたね。
とび口で可能かどうかは別として、手が届くのなら、ホースが送れるのなら全然オッケーですよね。

2つ目では、ロープを使った吊り上げですが、使っているのはごく細いロープ。入れている袋も、子供の給食袋サイズです。
3つ目なんか、牛乳かなんかのボトルですね。「コストは12ドルだ」と言ってます。

どれも共通して感じるのは、「ごく簡単な方法で、ごく簡単にやってる」ということ。
自分が訓練したり指導したりしてきた雰囲気と全く違って、超イージーな感じです。

自分のことを思い返せば、
三つ打30mが入ったロープバッグがあればまだましで、
ひとひろ巻きを必死に解く→絡まないことを祈りつつ投げる(←ギャンブル)
くらいしか選択肢がありませんでした。

皆さんの多くもそうではないですか?

パターンを決めておくのはミスを防ぐ点でとても大事だと思います。
その道具・やり方じゃないと怒られる、という恐怖すらありましたし、部下には恐怖を与えていたのだと思います。
深く反省です。
それしか考えられない、という頭を育ててしまってはいけないと、今更ながら思うのです。

シンプル、というのもミスを防ぐうえで鉄則です。

これを見てると、もっとラクしましょうよ、と思ったりします。


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