固定観念は捨てましょう。
「アメリカの消防士は興奮しない」
「走らない」
「叫ばない」
・・・なんてことは一概には言えません。
冒頭、小隊長は走って先着隊のところに行き、(おそらく他の町の)機関員に「指揮者はどこだ?」と聞きます。
「あっちだ」とざっくり答えられて、
「はぁ!?どこだよ!」と苛立ってます。(呆れ気味に半笑い)
同じ人間、建物構造に差はあれど、火事はどこの国も同じですね。
緊張や興奮は必要な要素ですよね。ただ悪い方に出ないよう気を付けたいだけです。
まあ、それはさておき…
「2階に第2線」と指示を受けて進入です。
階段を上がっていく景色なんか、よく似てますね。自分のことを思い出します。
2階は珍しいくらい視界がクリアです。きれいに屋根が焼け抜けているからでしょう。
こんなこと滅多にないと思います。まるでゲームの世界です。
まあでもやはり放水するごとに視界は悪くなりますね。
屋内進入前に、ヘルメットを置くところがありますが、向こうの人は面体着装するとき
手袋もヘルメットも外してから、ですね。映ってないですが。
日本の場合、救助訓練でやるようないわゆる競技のやり方そのままですよね。
これも良い悪いではないです。面体の構造や防火フード有る無しでも変わってきます。
ヘルメットによっては、あご紐が外れないので、面体の後に被るのが不可能ということもあります。
ここ重要です。
逆に面体を着けたままヘルメットを取るということもできないわけです。
その辺り、「いつものやり方」だけでは通用しない場面に出くわすかもしれません。
そこで知ってると知らないでは大きな差が出ると思います。
いつもたまたま見つけた動画をご紹介しているので、ベストなものを選んでいるわけではないのですが、
今後も、見分を広げるお手伝いを微力ながら続けたいと思います。